EV充電費用の計算機

1回の充電が実際にいくらになるかを、全国平均ではなくあなたの電気料金単価と実際の充電ロスから計算します。2つ目のタブでは1kmあたりの費用と、ガソリン車と比べて月にいくら変わるか(変わらないか)が出ます。

1回の充電

  • バッテリーに入る電力量:
  • コンセントから使う電力量(請求されるのはこちら):

急速充電の「円/分」を「円/kWh」に直す

日本の公共急速充電は、多くが電力量ではなく時間で課金されます。つまり1kWhあたりの単価は固定ではなく、そのとき実際に何kW入っているかで決まります。換算はこうです。

円/kWh = 円/分 × 60 ÷ 平均出力(kW)

実際の平均出力16.5円/分なら27.5円/分なら
50 kW19.8 円/kWh33.0 円/kWh
40 kW24.8 円/kWh41.3 円/kWh
30 kW33.0 円/kWh55.0 円/kWh
20 kW49.5 円/kWh82.5 円/kWh
10 kW99.0 円/kWh165.0 円/kWh

円/分の額は事業者・プラン・会員かビジターかで変わります。上の2列は換算の形を見せるための例なので、自分の契約の数字で置き換えてください。表から出した円/kWhを上の計算機の単価欄に入れれば、その回の充電費用が出ます。

正直な計算式

1回の充電費用 = コンセントから使う電力量 × 単価。コンセント側はバッテリーに入る量より少し多くなります。普通充電では充電器やケーブルで8〜12%が熱になるからです。請求されるのはコンセント側であって、バッテリー側ではありません。「40kWhのバッテリーだから40kWh分」という暗算と実際の請求がずれるのはここです。

なぜ単価を推測せず入力してもらうのか

電気料金の単価は電力会社・プラン・時間帯で倍近く違い、どんな「平均値」を置いても大半の人には間違いになります。検針票やマイページの「電力量料金」なら10秒で見つかり、そのぶんこのページの数字はすべてあなたにとって本当の数字になります。料金改定があっても、この作りなら道具は正しいままです。

段階制料金の落とし穴 — 平均単価を使うと安く出る

従量電灯のような段階制プランでは、使用量が増えるほど単価が上がります。第1段階が20円台、第3段階が40円前後といった具合です。ここで請求書の合計を使用量で割った平均単価を入れると、費用が実際より安く出ます。EVの充電は今の使用量に上乗せされるので、追加分はすべていちばん高い段階で課金されるからです。使うべきは平均ではなく、最上位段階の単価です。

月に300kWhほど使う家庭がEVで100kWh増やすなら、その100kWhは第3段階の単価で効きます。差は月に千円単位になります。夜間が安いプラン(深夜帯が20円台のもの)に変えると効果が大きいのは、この上乗せ分がまるごと安い時間帯に移るからです。

自宅・急速充電・ガソリンの比べ方

よくある質問

満充電にするといくら?

容量 × 単価 ÷ (1 − ロス)。40kWhを空から31円/kWh・ロス10%なら約1,378円です。

ガソリン車より安い?

自宅充電なら1kmあたりおよそ半分以下です。自分の数字は2つ目のタブで。

入れた量より使った量が多いのはなぜ?

充電ロスです。充電器・ケーブル・バッテリー管理で熱になります。

急速充電は高い?

時間課金なので出力しだいです。円/分 × 60 ÷ 平均出力kW で円/kWhに直せます。

単価はどこを見る?

検針票かマイページの「電力量料金」。段階制なら最上位段階の単価を使います。